中学生からずっと治らなかった手荒れが、ほぼ治った話

中学生のころから大人になるまで肌荒れがずっと続いていた。皮膚科に通い、リンデロンやヒルノイドを処方してもらって塗り続けたけど、なかなか治らなかった。手が荒れやすい体質だから仕方ないか、と半ばあきらめていた。

転機は就職して長野に引っ越したとき。気づいたら手の荒れが落ち着いてきた。アトピーでかきむしることもなくなって、ずっと抱えていた肌荒れのストレスが消えた。

治せるんだ、と実感してから、いろいろ調べて試した。備忘録としてここに残す。

① 水を変える(塩素除去)

最初に変わったのは水だった。思い返してみれば、住んでいた千葉の水道水は塩素が強めだった。飲むとあまりおいしくない。こりゃミネラルウォーターが売れるわけだ。

就職して長野に移り住んで数か月、手のあれが不思議と治っていた。アトピーでかきむしることもなくなった。しかし、うれしいと思っていたのも束の間。実家に帰省したら数日過ごしただけで、肌荒れも帰ってきた。シャンプーなど使うものを全部同じにしていてもダメだった。これは家のハウスダストとか家自体の問題か水かどっちかだろうと思った。帰省するたびに肌荒れするので、かゆくなるタイミングに注意してみた。どうやらお風呂に入ったあとからかゆくなっているようだ。これで原因は水だと思った。調べてみると確かに地域によって水の残留塩素の量が異なり、この残留塩素が肌荒れの原因になるとのこと。

確かに長野の水道水は、塩素味がほぼなくおいしい。ペットボトルの水を買うことが少なくなるぐらい水に違いを感じてた。長野の水道水はおいしいだけじゃなくて肌にもいいなんて最高じゃんと思った。

肌荒れがなかなか治らない人は、思い切って引っ越しを考えるのもいいかもしれない。それぐらい違いはある。現実的に考えると引っ越しは大変なので、塩素除去のシャワーフィルターなど試す価値があると思う。手だけじゃなくて顔とかの荒れも抑えられるから最終的に体にかかるストレスが違う。生活の質が何段階か上がった気がする。

② 刺激を与えない(手袋)

水が変わって荒れにくくなったけど、皿洗いや冬の乾燥で手はまだ荒れていた。もともと荒れていたから皮膚が薄くなっていて、なんでもないときに血が出たり、肌の調子が良くない状態が続いた。

そのとき気づいたのが、治す方向ばかり考えていたということ。水もそうだけど、刺激する側を抑えれば、荒れなくて済むんじゃないかと発想を変えた。

最初はポリの使い捨て手袋を試したけど、すぐ脱げるし破れるし、安いやつは最初から穴が開いてるんじゃないかってくらい水が入ってくる。ストレスだし作業性も落ちて続かなかった。

仕事でラテックスのゴム手袋を使う機会があって、これを家で使えばいいじゃんと思った。手にしっかりフィットするから作業もしやすいし、破れにくい。ポリ手袋に比べると値段は少し高くて少し躊躇したけど、考えを改めた。荒れなければ病院に行かなくて済む。診察代も薬代も節約できるし、病院に行く時間も浮く。何より荒れていない手はストレスがない。以前はちょっと力を入れると手から血が出たり、それが知らぬ間にどこかについてたり、すごい嫌だなって思ってた。治ってから思うのは、本当ストレスがない。あの時ってすごいストレス感じてたんだなって今考えるとそう思う。ラテックス手袋も大容量で買えばまあまあコスパは悪くないかな。物価高でどんどん価格が高くなってるのはまた別問題。

手袋をするタイミングは人それぞれだけど、自分は皿洗い、洗濯時はマストにしている。肌荒れしていないときはこれで十分。炎症がひどいときは、シャンプーや水を触る作業など本当にすべてに手袋をつけて徹底したほうが良い。完璧に水を触らないというレベルでやらないと、ひどい人はなかなか治らない。自分はそうだった。

③ 水分と油分を補う(マカダミア種子油)

手袋で大きな刺激は抑えられたけど、手袋をしていない時間の乾燥やちょっとしたダメージで、カサカサしたりかゆくなることはまだあった。ささくれができたり、特に何もしていないのにカサカサ。そういうときは皮膚が薄くなっているので、油断して皿洗いを手袋わすれてやったりなんかした日には手がかゆくなって手荒れ状態に元通り。

手袋してないときのケアも必要だ。ケアが必要なのはわかっているけれど、皮膚科行ってもリンデロンかヒルマイルド処方されるだけで、日々のケアについてはだれも教えてくれない。病院いろいろ変えて思うのは、そういう知識はお医者さんでわかる人は少ないし、こういったスキンケアの歴史はここ数十年の話で、わかってないことが多いんだなと悟った。おじさん医師とかは極端で、体洗うのはお湯だけにしたほうがいいとか言われて、わかるけどそういうことじゃないんだよなと思ったり。中には処方する薬もわかって処方してるのかなと不審に思うお医者さんもいたり。市販のハンドクリームも安いのはかゆくなっちゃうし、あんまり高いのもいろいろ試せないしなーって。ワセリンでかゆくなってしまうから自分に合うやつはないんじゃなかろうかとも思ってた。

そんな中見つけたのがマカダミア種子油だった。人間の皮脂成分と似ているらしく、塗るとなじみがとてもいい。そして何よりかゆくならない。これがなによりでおつりが返ってくるレベル。さらにいいことにコスパがめちゃくちゃいい。80mlで1300円ぐらいするので一見高いと思うけど、一回の使用量がかなり少量で済むので全く減らない。最近はネット情報が手に入るし、有益な情報発信をしてくださる方もいらっしゃるのでとても助かる。

ケア方法はシンプルで、化粧水で手に潤いを与えてから、マカダミア種子油を薄く塗るだけ。できる人はその上にワセリンなどでさらに蒸発しないようにコーティングするのが理想らしいけど、私はかゆくなるので塗らない。それでも十分効果があるし、べたべたしすぎなくてちょうどいい。

まとめ

  • 水を変える(塩素除去)
  • 刺激を与えない(手袋をして刺激をブロック)
  • 水分と油分を補う(化粧水+マカダミア種子油)

これを全部やり始めてから、手が荒れにくくなった。

毎日忙しいと、家のことって見直すことなく当たり前にこなしてしまう。それが普通だと思い込んでしまう。しょうがないでしょって感じで。でも少し見直すだけで生活のレベルが数段上がった気がするし、手荒れがなくなって確実にストレスも減った。何より節約にもなる。

ちょっとやり方を変えて仕事をきっちりこなし、手荒れもさせない。プロの仕事。やらなきゃいけない、やりたいくない家事で損なんかしたくない。やらないといけない毎日の作業をプロの仕事に昇華させる。仕事的に言えば、業務改善をして、納期や品質を下げずにコストを削減し、安全衛生レベルを上げ、働く満足度も上げる。なかなかレベル高いんじゃないか。評価されるべき仕事ねこれは。

使っているもの

  • ラテックス手袋:[ファーストレイト] ニトリルグローブMB1 パウダーフリー M ミントブルー【150枚入】 0.08㎜
  • マカダミア種子油:マカダミ屋 マカダミアナッツオイル80ml (天然由来100%無添加)
  • 化粧水:by Amazon セラミド化粧水 大容量 人工香料不使用1リットル
  • 化粧水:CeraLabo セラキュア ローション

ラテックス手袋はネットで探して一番コスパが良いもの。購入するときのポイントは、サイズはもちろん、価格と厚みと手首部分の長さ。私は価格重視。厚み0.08mmは皿洗いや洗濯するぐらいなら十分なレベル。雑に扱うと破けることがあるけど、問題ないかなってレベル。想定する作業によっては、厚みと手首部分の長さは要確認。

マカダミア種子油は不純物が入っていなければどれでもよいのかなと思う。選ぶポイントとしては、酸化したものは肌によくないので、酸化する前に使いきれる少量で購入するという点。ほんとに少量でよくて、80mlでも1年で使いきれるか怪しいレベル。

化粧水はそれぞれ好みの肌トラブルがないものが良い。一応私の選んだポイントは、余計な美容成分が入っておらず、かゆくなりにくいもの。Amazonの化粧水はそれが優秀。第一印象はよくある大容量の安いやつね、あんまりよくないでしょって思ってたけど、使ってびっくり、あなどることなかれ。美容効果は期待できないが、水分を補うことだけを考えれば、非常に優秀。BGを主体としているからかさらっとしていてとても使いやすい。大容量でどこでも気兼ねなく使える。

もう一つの化粧水のセラキュアローションは、乾燥が気になるときのスペシャルケア的に使っている。セラミドが入っている化粧水で刺激がなくて使いやすく、使った後は肌がもっちりする。なぜ使うかというと、手のひらや毛穴がない指先は、皮脂の分泌はないけれど、肌表面に細胞間脂質というものがあり、それが水分を逃がさないようにしてくれていて(いわゆる保水力を高めてくれて)、外的刺激から肌を守ってくれている。その主成分がセラミドで、乾燥しているということは、セラミド不足で肌のバリア機能が低下している可能性がある。セラミドは年齢や手洗い等の摩擦やハンドソープなどで減少するといわれているので、たまにセラミド補給としてこの化粧水を使っている。基本は顔に使う用で購入しているが、顔に塗るついでに余った液を手にも塗りこんでいる。自分的には価格が高めなのでちょこちょこ使う感じだが、私は乳液を使わないため、スキンケアトータルで考えると安上がりかも。

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